2008年10月09日

ノーベル賞の研究は?

Q.今年のノーベル賞に、物理学賞で3人、化学賞で1人の日本人研究者が選ばれました。日本の科学力を世界に示す快挙ですが、物理学賞の3人が研究している物質(粒子)の名称を答えましょう。


A.【素粒子】
素粒子は、物質を細分化していったとき、もうそれ以上分解できない最小単位の粒子。

スウェーデンの王立科学アカデミーは、2008年のノーベル物理学賞を、素粒子理論の発展に重要な貢献をした南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(米国籍)と、小林誠・高エネルギー加速器研究機構名誉教授、益川敏英・京都大名誉教授の3人に授与すると発表した。

南部氏の受賞理由は、素粒子の「自発的な対称性の破れ」を発見したこと。これは素粒子がなぜ生まれるのか、なぜ物質は質量を持つのか、という根源的な問いに答えるという。

「小林・益川理論」は素粒子クォークが3種類しか確認されていなかった時代に、3世代6種類以上が必要だと予言し物理学の常識を覆した。日本人が共同受賞するのは初めて。

さらに、下村脩・米ボストン大名誉教授がノーベル化学賞に選ばれた。下村氏は発光するクラゲの体内から、紫外線が当たると緑色に光る蛍光たんぱく質を発見。これを生きた細胞中の他のたんぱく質に「目印」として組み込むことで、動きを観察すること出来るようになった。生命科学の研究に飛躍的な発展をもたらしたとして、高い評価を受けている。

これで日本人のノーベル賞受賞は16人。日本の若い研究者たちは、偉大な先輩に続いて欲しい。

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kongetu at 12:37│Comments(0)TrackBack(0)科学・学術 

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